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ゴロー先生のお悩み相談室

寝言、花粉症

ママの悩み

ママが気になる心配事
赤ちゃんの寝言、花粉症のことを教えて!

Q赤ちゃんがたまに、ムニャムニャ寝言を言うことが…。
もしかして、何かストレスが溜まっているの?
A赤ちゃんが寝言を言うことは珍しくありません。しかし、大人のように精神的なストレスが原因のことが多いのではなく、発達途中に起こる自然現象と捉えた方がよいでしょう。
人間は寝ている時に、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が交互に起こり、レム睡眠の時に寝言を言ったりします。それは大人も赤ちゃんも一緒。ただ、赤ちゃんはレム睡眠とノンレム睡眠の周期が短く、睡眠のリズムがまだ安定していないので、寝言を言ったり夜泣きをしたりするのでしょう。ちなみに、睡眠のリズムは、3歳くらいになって、やっと整い始めてきます。
また、まだ言葉を話せない赤ちゃんが寝言を言うのも不思議ですが、大人の寝言と違って「゛あー」とか「゛うー」といった声がほとんどかと思います。これは、眠りが浅い時に声帯が緊張して呼吸に音が混ざって、それが寝言を言っているように聞こえるのでしょう。ニコッと笑ったり幸せそうな表情を浮かべていたら、きっと楽しい夢でも見ているのかもしれません。寝言を言ってても起こしたりせず、そのままそっとしておけば、また深い眠りに入るでしょう。
Qママやパパが花粉症持ちだと、赤ちゃんも花粉症になるの?
A親が花粉症だと、子どももなる可能性はあります。ただ、花粉症の原因が一緒とは限りません。例えば、お母さんの花粉症の原因がスギ花粉でも、子どもは別の花粉が原因となるケースもあります。
そもそもアレルギー反応とは、外部から侵入してきた異物に対して起こる過剰反応のこと。体が有害なものと判断すれば、体内から追い出そうとしますが、無害な物質でも同じように反応することもあります。赤ちゃんは触れるもののほとんどがはじめてで免疫がなく、さらに皮膚のバリア機能や体内の消化器官なども未熟なため、こうしたアレルギー反応が起こりやすいものなのです。大抵の場合は、何度か接しているうちに免疫力がつき、異物と闘う抗体が作られて、症状が軽減したり出なくなったりしていきます。ただ、アレルギーは遺伝や体質、環境など、人によってさまざまで、症状が起きてみないとその原因はわかりません。もし、くしゃみが激しかったり、目や皮膚がかゆそうだったり、花粉症のような症状が激しく現れたら医者に相談してみましょう。
また、花粉やそれに混じった有害な物質をできるだけ体内に侵入させないように、普段から予防を心がけてください。外から帰ってきたら服についた花粉を払って、手をきちんと洗いましょう。部屋が乾燥していると花粉やホコリが舞いやすいので、加湿器などで適度な湿度を保っておくといいですね。

(2014年5月号より)

ゴロー先生の本日のつぶやき

生まれて間もない赤ちゃんは、昼夜の区別がつかないので日中もよく眠ります。赤ちゃんがお昼寝していると、おしゃべりの声を潜めたり、カーテンを引いて寝やすいようにと配慮しますが、実はこれは逆効果。日中に寝ている時に夜と同じような環境にしてしまうと、昼夜の区別がつかないままになってしまうからです。昼は活動して夜は眠るという生活を家族が送っていれば、赤ちゃんも「明るくなったら起きて、暗くなったら寝る」という生活リズムを本能的に覚えます。すると、夜になると自然に眠たくなり、睡眠リズムも整っていくというわけです。

巷野悟郎(こうの ごろう)

巷野悟郎(こうの ごろう)

小児科医。東京大学医学部卒業。『赤ちゃんが書かせてくれた?小児科医からママへの手紙』(赤ちゃんとママ社)『こころがホッとするn e w育児法』(講談社)『0歳児・1歳児・2歳児のための乳児保育』(光生館)『保育保健の基礎知識』(日本小児医事出版社)など多くの著書を執筆。

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