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ゴロー先生のお悩み相談室

乳幼児の体

ママの悩み

生後4カ月までの赤ちゃん こんなコトが心配!

Q赤ちゃんが一向に泣き止みません。泣いている理由がわからず、正直ママの方が
泣きたい気分(涙)。こんな時、どうすればいいですか?
A赤ちゃんが泣く理由は主に、お腹が空いたとき、眠いとき、おむつが汚れているとき、かゆい・痛い・チクチクするなど、体が不快なときなどが考えられます。しかし、おっぱいをあげたり、おむつを替えてみても、またすぐに泣き出してしまう。そんなことが繰り返し起こると、多くのママたちは『どうして泣き止んでくれないんだろう』と考えてしまいがちです。その時々で泣いている理由はあるはずなのですが、赤ちゃんが泣く理由は、どんな名医にも正直わかりません。だからこそ、“赤ちゃんは泣くものなんだ”と理解してください。この頃の赤ちゃんは、泣くことでしか意志を伝えることができません。最初のうちは、泣いている理由がわからずママも頭を悩ませるかもしれませんが、いろいろと試しているうちに、赤ちゃんが泣き止む方法が見つけられるはず。例えば『抱っこしたら泣き止んだ』のなら、赤ちゃんは抱っこしてほしくて泣いていた…というわけです。
Q以前よりもおっぱいを飲む量が減ってきているようで、成長に影響しないか心配!
A月齢1~2カ月頃の赤ちゃんは、おっぱいやミルクを与えれば与えるだけ飲みます。しかし、月齢3~4カ月頃になると消化器官が発達しはじめ、適当な量になると “満腹感”を感じて飲むのをやめてしまいます。1回の飲む量は少ないけど、以前より飲む回数が多くなることもこの時期によく見られる傾向。飲む量が少なく感じても赤ちゃんの機嫌がよければ問題ありません。それでも心配なときは、体重を測ってみましょう。少しずつでもちゃんと体重が増えていれば、それが成長の証。心配な時は“機嫌”と“体重”で判断を。
Q顔が真っ赤で、体を触ると熱っぽい…! この時期は風邪をひかないって聞いたんですが、なにか病気の兆候かしら?
A生後半年ぐらいまでは、ママの免疫が残っているため、風邪や病気になりにくいもの。この月齢で赤ら顔になったり熱っぽいと感じるときは、大抵“着せすぎ”が原因に。0~2カ月くらいまでは大人より1枚多め、3カ月を過ぎたら大人と同じ感覚、生後半年を過ぎたら大人より1枚少なめ…を目安に、服の着せ方を調整してみてください。万が一、風邪や病気などで発熱している場合は、おっぱいを飲まなくなったり機嫌が悪くなるなど異常が表れます。

(2011年5月号より)

ゴロー先生の本日のつぶやき

月齢0~2カ月ごろは、目の前のお世話に無我夢中のママも、月齢3~4カ月になると赤ちゃんとの生活にも慣れはじめ、母親らしさが芽生えてきます。赤ちゃんがママを認識できるようになり、いろいろな変化が表れはじめると、ママの疑問や不安もこれまでと違ってより具体的に。でもこれは、母親なら誰もが通過する“子育ての壁”のファーストステップ。どうか、落ち込んだりせずに、ママも成長するための第一関門と思って、わが子と向き合ってくださいね。

巷野悟郎(こうの ごろう)

巷野悟郎(こうの ごろう)

小児科医。東京大学医学部卒業。現在、(社)母子保健推進会議会長、(社福)日本保育協会理事。『赤ちゃんが書かせてくれた?小児科医からママへの手紙』(赤ちゃんとママ社)『こころがホッとするn e w育児法』(講談社)『0歳児・1歳児・2歳児のための乳児保育』(光生館)『保育保健の基礎知識』(日本小児医事出版社)など多くの著書を執筆。

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